ジョコビッチが全仏準決勝へ、次戦は4強の中の「リンゴ・スター」と
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【6月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を7-5、6-2、6-2のストレートで退け、歴史的快挙に向けて盤石の態勢を築いた。
世界ランク1位のジョコビッチは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では自身9度目にして、四大大会(グランドスラム)では通算35回目の準決勝進出を果たし、男子では史上2人目となる2度目のグランドスラム4連勝を射程圏内にとらえた。
しかし、その前に男子テニス界のビッグフォー予備軍に挙げられている第4シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を倒す必要がある。同日の準々決勝で、ティエムは第10シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)を6-2、6-4、6-2で下し、全仏では4年連続でベスト4入りを果たした。
四天王の一人であるアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が戦線を離脱している中、ジョコビッチ、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の3人がそろって全仏オープンで4強入りを果たすのは2012年大会以来となる。
ビッグフォーをビートルズ(The Beatles)に例えた場合、ジョコビッチはフェデラーやナダルとともに、ジョン・レノン(John Lennon)やポール・マッカートニー(Paul McCartney)、ジョージ・ハリスン(George Harrison)に位置付けられる。
32歳のジョコビッチは、かつてマレーが担っていたリンゴ・スター(Ringo Starr)の役割にティエムがふさわしいか問われると、「確かリンゴ・スターはグループで一番目立たないと言われることがあるが、彼のことが一番好きという人々もいる」とすると、「どうかな、僕の両親はそう話していた」と答えた。
「ドミニクは四天王の一人にふさわしい実力がある。特にクレーコートではそうで、自分を最大限に発揮している」「彼は試合でとてつもないパワーを示している。特にフォアハンドとサーブがすごい。ここ数年間はバックハンドもかなり向上している」
7日の準決勝ではナダルとフェデラーが再び往年のライバル対決を繰り広げることになっており、グランドスラムでトップシード4人がそろってベスト4入りを果たすのは、2013年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)以来となった。
仏パリで最後に準決勝に進出した2016年大会でタイトルを獲得しているジョコビッチは、ティエム戦での通算戦績を6勝2敗としており、前哨戦のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)準決勝で同選手を下している。しかしながら、2017年の全仏準々決勝で対戦した際には、ティエムがストレートでジョコビッチを退けた。(c)AFP/Dave JAMES