【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、米国のアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova)が6-3、6-0で予選勝者のアリオナ・ボルソバ(Aliona Bolsova、スペイン)を下し、2000年代に生まれた選手では初の四大大会(グランドスラム)8強入りを果たした。

 しかし、準々決勝の相手は昨年覇者のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に決まり、17歳の新星にとっては最大の試練が待ち構えている。

 両親がロシア人のアニシモバは、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で16強入りを果たすなどすでにグランスラムで頭角を現しており、大会後に発表される最新の世界ランキングではトップ40入りが確実となっている。

 米国勢はスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)とマディソン・キーズ(Madison Keys)も加えて3人が今大会で8強入りを果たしているが、先輩2人と違ってアニシモバはここまで1セットも落とさずに勝ち上がっている。

 5日の準々決勝で第3シードのハレプと激突する大きな挑戦を楽しみしているアニシモバは、「自分の出番の前にシモナの試合(10代のイガ・シフィオンテク<Iga Swiatek、ポーランド>を45分で一蹴)を観戦して、すごいと思った。彼女のバックハンドのダウンザラインは本当に素晴らしい。本番では彼女の間の取り方を参考にした」と話した。

 アニシモバは、米国勢としては1998年大会のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)に次ぐ年少記録で全仏オープンの16強入りを果たした。先日のクラロ・オープン・コルサニタス(Claro Open Colsanitas 2019)でも、同国勢としては20年前の米インディアンウェルズ(Indian Wells)大会(現在のBNPパリバ・オープン<BNP Paribas Open>)で優勝したセレーナ以来の年少記録でタイトルを獲得した。

 昨年のBNPパリバ・オープンで4回戦に進出する快進撃を見せたアニシモバは、「成長を実感している。自分が若手という気はしていない。昨年のインディアンウェルズの方が、自分としてはもっと驚いた」と語った。(c)AFP/Jed Court