【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第10シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)は第8シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)に7-5、6-3、3-6、6-3で勝利し、四大大会(グランドスラム)で初の準々決勝進出を決めた。

 ロシア人選手の全仏オープン8強入りは、2010年のミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny)氏以来。準々決勝では、昨年のファイナリストで今大会第4シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と対戦する。

 昨年のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2018)を制すなど、パリを得意としているようにみえるハチャノフは「グランドスラムで過去最高の試合だった」「もっと先へ行きたい」とコメントした。

 全仏オープンの準決勝に2度進んでいるデルポトロから58本のウイナーを奪ったハチャノフは、今回の勝利で初の世界トップ10入りも確定している。(c)AFP