昨年準Vのスティーブンズが全仏8強、次戦は好調コンタと
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【6月3日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は2日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第7シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)は6-4、6-3で第19シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を下し、2年連続の8強入りを決めた。
1日にトップシードの大坂なおみ(Naomi Osaka)と四大大会(グランドスラム)通算23勝のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が敗退となり、女子のドローは予測不可能となっているが、その中で昨年準優勝のスティーブンズが元女王のムグルサを退けて、優勝候補に名乗りを上げた。
5度目のマッチポイントで勝利を手にした元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)女王は、4強入りを懸けた次戦で第26シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)と対戦する。
コンタは第23シードのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)を6-2、6-4で退け、2017年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)以来となる四大大会8強入りを決めた。
2年前のウィンブルドンでは準決勝に進出し、自己最高の世界4位までランキングを上げたコンタだったが、その後は結果が出ずに順位を落としていた。
それでも、先月のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)で準優勝を果たしてシードを獲得すると、これまで4度の出場で本大会で1勝も挙げられていなかった全仏で勝利を重ね、女子英国勢として36年ぶりの16強入りを果たしていた。(c)AFP