【6月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日、英紙とのインタビューで英ヘンリー王子(Prince Harry)の妻で米国人のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)を「意地が悪い」と評したことについて、これを否定した。トランプ氏は3日から国賓として英国を訪れることになっており、メーガン妃を除く英王室メンバーとの会見が予定されている。

 5月31日、トランプ氏は英大衆紙サン(The Sun)とのインタビューで、2016年の米大統領選期間中にトランプ氏に批判的だったメーガン妃のコメントについて問われ、「彼女が意地が悪いとは知らなかった」と述べていた。

 録音テープでもその部分ははっきりと聞き取れるが、トランプ氏はツイッター(Twitter)で「メーガン・マークル(Meghan Markle、メーガン妃)を『意地が悪い』と言ったことは一度もない」と否定。「偽ニュースのメディアによって捏造(ねつぞう)された」「CNNやニューヨーク・タイムズ(New York Times)は謝罪するか? そうは思えない!」などと批判した。

 サンとのインタビューでトランプ氏はメーガン妃がプリンセスとして「とてもうまくやるだろう。そう願っている」ともコメントしていたが、メーガン妃は生後3週間の第1子アーチー(Archie)ちゃんの育休に入っており、トランプ氏と会う予定はないという。(c)AFP/Brian KNOWLTON