【6月4日 Xinhua News】中国天津市(Tianjin)浜海(Binhai)新区泰達街道弁事処このほど、シェアサイクルサービス「哈囉出行(ハローバイク)」を展開する上海鈞正網絡科技と戦略協力協定を締結し、データ接続を開始した。ハローバイクは電動アシスト自転車3000台を数回に分けて泰達街道に投入。地元の「都市大脳(シティーブレーン)」に接続して、ヒートマップを制作することで、スマートな配車を実現し、市民の移動を便利にする。

 今回投入する電動アシスト自転車の走行可能距離は50キロで、全ての電動アシスト自転車はハローバイク自社開発のビッグデータプラットフォームに接続。衛星測位システム「北斗」、GPS(全地球測位システム)、基地局、ブルートゥースの4種類の測位システムにより、モノのインターネット(loT)端末にもなる。また「電子フェンス」により、ポートでの車両の効果的な貸出・返却を実現する。

 双方の協定によると、ハローバイクは車両投入台数や人気スポット分布、走行記録などのリアルタイムデータを泰達街道の「都市大脳」に接続することで共有。泰達街道はビッグデータによってシェアサイクル企業の維持管理の効果を合理的に評価し、市民のシェアサイクルに対するニーズを分析する他、都市の許容能力を研究、判断することで、車両の投入数を動態的に調節する。(c)Xinhua News/AFPBB News