【6月3日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2019)は2日、サウスカロライナ州チャールストン(Charleston)のカントリークラブ・オブ・チャールストン(Country Club of Charleston)で最終日が行われ、イ・ジョンウン(Jeong-Eun Lee6、韓国)が逆転で自身初のメジャー制覇を果たした。比嘉真美子(Mamiko Higa)は、通算3アンダーの5位タイで大会を終えた。

 首位と2打差の単独6位から出たイ・ジョンウンは、上がり3ホールで2ボギーと最後につまずいたが、1アンダーのスコア「70」にまとめ、2位と2打差の通算6アンダーで優勝を果たした。23歳のイ・ジョンウンは、米ツアー勝利もこれが初めて。登録名に数字の6が入っているのは、韓国ツアー時代に同姓同名の選手がすでに5人いたためで、以降も縁起を担いでこの登録名を愛用している。

 一方、劉鈺(Liu Yu、ウ・リュ、中国)と並ぶ首位タイから出たセリーヌ・ビュティエ(Celine Boutier、フランス)は、イ・ジョンウンに追いついてプレーオフに持ち込むかに見えたが、16番で短いバーディーパットを外すと、最終18番では痛恨のダブルボギーをたたき、比嘉ら4人と並ぶ5位タイで大会を終えた。

 韓国の柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン)と、レクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson)、エンジェル・イン(Angel Yin)の米国勢が2打差の2位タイに入った。(c)AFP