【6月1日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のスター選手で、右ふくらはぎのけがで直近の6試合を欠場しているケビン・デュラント(Kevin Durant)が、2日に行われるNBAファイナルの第2戦も出場しない見通しとなった。

 デュラントは今プレーオフでチーム最多の1試合平均34.2得点、5.2リバウンド、4.9アシストを記録していたが、ウォリアーズはトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)とのNBAファイナル(7回戦制)第1戦を109-118で落とすまで、同選手不在の試合で5戦全勝を記録していた。

 ウォリアーズを率いるスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)は、「ケビンは日曜日(2日)の試合に出場しないだろう」とすると、「希望を抱いてきたし、今もそのつもりだが、第2戦で彼がプレーするのは不可能に近い」と述べた。

 ファイナル第3戦が水曜日(5日)に、第4戦がその2日後にいずれも本拠地のカリフォルニア州オークランド(Oakland)で予定されている中、カーHCはデュラントの復帰時期については具体的に示さず、「まだ回復の途中だ」「彼は準備が整ったらプレーする。それがチームの方針だ」と述べた。さらに、同選手が戦列に復帰するまでに少なくとも1度は練習をこなす必要があると付け加えた。

 デュラントはカナダ・トロントへの遠征に加わっており、チームメートの管理も行う必要があるトレーナーや医療スタッフの診断を受けられるようにしている。

 カーHCは、「彼にはここにいるチームのトレーニングスタッフが必要であり、他の選手にとってもトレーニングスタッフは欠かせない」「ケビンもまた選手たちと一緒にいることを求めた」と語った。(c)AFP