【5月31日 AFP】インドネシア・バリ(Bali)島のアグン山(Mount Agung)が31日、再び噴火し、噴煙が約2000メートル上空に達した。

 観光客に人気のクタ(Kuta)から約70キロ離れたアグン山は、2017年から活動が活発化して噴火を繰り返しており、住民らが避難を余儀なくされることもある。

 昨年には同山の噴火を受けて島内にある国際空港が一時閉鎖され、多くのフライトが欠航した。

 インドネシア当局によると、同日正午前に発生した今回の噴火で噴煙は空高く上ったものの、航空機の運航に支障はなかったという。

 アグン山の噴火警戒レベルは引き続き上から2番目で、火口から4キロの範囲は立ち入り禁止区域に指定されている。(c)AFP