世界の河川から抗生物質を検出、安全基準の300倍超も 研究
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■欧州や米大陸にも汚染が拡大
地域別では、アジアやアフリカの多くの場所で安全基準を上回っていたが、欧州や米大陸で収集したサンプルはこの問題が世界的に広がっていることを示していた。
抗生物質による河川汚染が最も深刻だった国は、バングラデシュ、ケニア、ガーナ、パキスタン、ナイジェリアだった。欧州で最も高い濃度が検出されたのはオーストリアだった。
調査を行った河川水サンプルは、ドナウ(Danube)川、メコン(Mekong)川、セーヌ(Seine)川、テムズ(Thames)川、チグリス(Tigris)川、チャオプラヤ(Chao Phraya)川やその他数十の河川から収集した。(c)AFP/Marlowe HOOD