【5月31日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2019)は30日、第18ステージ(ヴァルダオーラからサンタマリアディサーラ、222キロメートル)が行われ、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ(NIPPO Vini Fantini Faizane)のダミアーノ・チーマ(Damiano Cima、イタリア)が最後のスプリント勝負を制してステージ優勝を飾り、モビスター・チーム(Movistar Team)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)が残り3ステージでピンクジャージー(総合首位)を堅持した。

 逃げ集団の中で走っていたチーマは、集団の先頭を走っていたボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のパスカル・アッカーマン(Pascal Ackermann、ドイツ)を5時間近くに及んだレースの終盤で2位に、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のシモーネ・コンソンニ(Simone Consonni、イタリア)を3位に抑えた。

 総合争いのトップ3に変動はなく、カラパスに続き、2度の総合優勝を誇るバーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が1分54秒差の2位、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が2分16秒差の3位につけている。(c)AFP