【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は7-5、4-6、2-6、6-7(5-7)、2-6で大会第8シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)に敗れた。

 世界ランク72位の西岡は、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)元王者のデルポトロとの一戦を最終セットまで持ち込んだものの、約3時間45分の一戦を落とした。

 デルポトロが勝利したことで、全仏では5年連続で上位シード8選手が32強入りを果たしている。

 デルポトロは3回戦で、ジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)と対戦する。

 一方で第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、6-1、6-3、7-6(7-3)でマイケル・イマー(Mikael Ymer、スウェーデン)に快勝し、3回戦進出を決めた。

 これまで四大大会(グランドスラム)で結果を残せずに苦しんでいる22歳のズベレフは、昨年の全仏準々決勝が同レベルの大会での最高成績となっている。

 1回戦ではジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)を相手にフルセットを強いられたものの、この日は世界148位のイマーを相手にそういった問題に遭遇することもなかった。

 ズベレフの次戦の相手は、第30シードのドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)に決まった。(c)AFP