【5月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のGKペトル・チェフ(Petr Cech)は29日、現役ラストマッチとなった古巣チェルシー(Chelsea)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)決勝に1-4で敗れた後、「後悔はない」と話した。

 決勝の後、チェフは英BTスポーツ(BT Sport)に対して「全力を尽くしたと言える。だから今こうやって振り返ることができるし、後悔はない」とコメントした。

 チェルシー時代に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)やプレミアリーグを制した37歳のチェフは引退後、古巣に復帰してフロント入りするのではないかとうわさされている。

 この報道についてチェフは、「チェルシーに関して、またそれ以外にも多くの臆測がある」と話した。「本音を言えば、優勝してからじっくり考えたかった。6月30日まではアーセナルの選手であり、それまでは何も決めない」

 2015年にアーセナルに渡ったチェフは、ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が率いるチームには明るい未来が待っているだろうと予想した。

「このチームにふさわしい結果ではない。われわれが陰でコーチと共にどれほど努力してきたのか、サポーターには見えない」「今シーズン続けてきた努力が来季に実を結び、このチームはもっと強くなると、すべてのサポーターに保証できる」 (c)AFP