【イラン報道レビュー】「イランのスー・チー氏」 制裁強化を支持
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■反戦特集掲載の週刊誌に発禁処分
保守的なイラン司法当局は、改革派の週刊誌セダ(Seda)を発行禁止処分とした。公式な理由は公表されていないが、同誌編集部関係筋は反戦の立場を示したことに対する措置だったと語っている。
同誌は最新刊となる特別号で、米国との対話を促すと同時に、両国を戦争の危機へと追い込もうとする国内の強硬派や米国の主戦論者を非難していた。保守系のファルス(Fars)通信は、同誌特別号はイラン市民に「恐怖や不安を拡散しようとする狙い」があったと報じた。
強硬派はここ数か月間でこのほかにも、穏健派・改革派メディアの閉鎖や、同国の精鋭部隊である革命防衛隊(IRGC)での新たな高位司令官の任命、政治活動家への圧力といった措置を取っている。
*イラン報道レビューは、ミドル・イースト・アイ(MEE)がメディア各社の報道をまとめた記事です。MEEはこれら報道の正確性を検証していません。
(c)Middle East Eye 2019/AFPBB News
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