【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は6-4、7-6(7-4)で2017年大会女王のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を下し、2015年以来となる2回戦へ駒を進めた。

 元世界ランキング1位で、四大大会(グランドスラム)2勝を誇るアザレンカは次戦、第1シードの現女王、大坂なおみ(Naomi Osaka)と対戦する。

 ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では2013年に4強入りを果たしているアザレンカは大坂戦について、笑みを浮かべながら「普通の2回戦の試合」と話し、「でも興奮すると思う。ベストの選手たちに挑むのが大好きだから」と続けた。

 アザレンカと大坂の通算対戦成績は1勝1敗。初対戦となった2016年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)ではアザレンカが勝利したが、昨年のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2018)では大坂がリベンジを果たした。

 今大会でグランドスラム3連勝を目指す大坂はこの日、まさかの敗退まであと2ポイントに追い詰められながらも、アンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova、スロバキア)に0-6、7-6(7-4)、6-1で逆転勝ちしている。(c)AFP