【5月29日 AFP】米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏との離婚が間もなく成立するマッケンジー・ベゾス(MacKenzie Bezos)さんが、他の大富豪たちに続き、保有する資産の半分を慈善事業に寄付することを決めた。慈善団体「ギビング・プレッジ(Giving Pledge)」が28日、明らかにした。

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 著名投資家ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏とマイクロソフト(Microsoft)創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏が立ち上げたギビング・プレッジは、新たに同団体の活動に参加する19個人・夫婦の氏名を公表。これにはマッケンジーさんの他、米英や中国、スイス、アラブ首長国連邦の富豪が含まれる。

 マッケンジーさんは4月、世界一の富豪であるジェフ・ベゾス氏と離婚に際する条件で合意し、財産分与により資産総額を推定360億ドル(約4兆円)に増やして瞬時に世界有数の富豪となった。

 マッケンジーさんはギビング・プレッジの活動への参加を表明する書簡で、「私には人生を通じて自分の中に育まれた財産に加え、共有できる不相応な額の金がある」と表明。「私の慈善活動への姿勢は今後も思慮に富んだものとなる。それには時間と努力、そして配慮が必要だ。しかし私は待つことはせず、金庫が空になるまで続ける」と述べた。(c)AFP