【6月5日 CNS】中国・重慶市(Chongqing)渝中区(Yuzhong)の両路口(Lianglukou)にある皇冠エスカレーターは1993年2月に建設が始まり、96年2月18日から運営されている。全長112メートルの長さは現在、中国最大の長さを誇り、アジアとしても2番目の長さとして、世界のユニークなエスカレーター10選にも入っている。

 皇冠エスカレーターの上昇高度は52.7メートル、傾斜角度は30度、運行速度は毎秒0.75メートル。全行程に2分30秒の時間を要し、上りと下り、予備の計3本からなる。1時間当たりの最大利用者数は、1万3000人におよぶ。

 重慶市の人気観光スポットになっているこの皇冠エスカレーターは、毎日、全国各地から観光客が訪れる。(c)CNS/JCM/AFPBB News