【5月31日 Xinhua News】中国チベット自治区チャムド(昌都)市マルカム(芒康)県にある古塩田では、今でも手作りによる天日塩作りが続いている。文献史料によると、この地では唐の時代から天日塩作りが行われているという。塩田は瀾滄江(Lancang River)の両岸に山を沿うように作られており、木の柱で棚を建て、その上に透水性の高い泥を平たく敷いて突き固めてある。地元住民は塩井戸から塩水をくみ上げ塩田に注ぎ、日干しと陰干しで塩を作る。遠くから見ると塩田はそれぞれ巧みに配置されており、塩水が鏡面のように見える光景が広がる。(c)Xinhua News/AFPBB News