中国人の平均寿命77.0歳に 統計公報発表
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【5月30日 Xinhua News】中国人の平均寿命は昨年77.0歳となった。前年は76.7歳だった。妊産婦死亡率(出産10万対)は19.6から18.3に低下し、乳児死亡率が6.8‰から6.1‰に低下した。中国国家衛生健康委員会がこのほど発表した「2018年中国衛生健康事業発展統計公報」で明らかになった。
平均寿命、妊産婦死亡率、乳児死亡率は国民の健康水準をはかる主要な指標となっている。今回の統計公報ではこの三つのデータは第13次5カ年計画(2016~2020年)で打ち出された2020年の目標に非常に近く、乳児死亡率は目標を達成した。
第13次5カ年計画で2020年の平均寿命を77.3歳、妊産婦死亡率(出産10万対)を18人、乳児死亡率を7.5‰以下にすることが打ち出された。
同委宣伝司の宋樹立(Song Shuli)司長は次のように述べた。女性と子供の健康は健康水準を示す重要なものであり、国の文明程度を示す重要なものだ。妊産婦死亡率と乳児死亡率の低下で、新中国成立からこの70年間に中国の女性・子供の健康事業が大きく向上したことが分かる。
統計公報によると、昨年、全国の医療衛生機関の診療者数は延べ83.1億人で、前年に比べ1.3億人、率にして1.6%増えた。(c)Xinhua News/AFPBB News