【5月28日 AFP】シリアは27日、イスラエル軍のミサイル攻撃で負傷者が出たと明らかにした。イスラエル軍は報復攻撃だとしている。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)は、イスラエル軍がミサイルをクネイトラ(Quneitra)県のテル・アルシャー(Tel al-Shaar)に発射し、「軍用車両1台が標的となり、負傷者が出た」と伝えた。シリアのクネイトラ県にはゴラン高原(Golan Heights)がある。ゴラン高原の大部分はイスラエルが占領している。

 イスラエル国防軍(IDF)は「きょうシリアの対空射撃システムが、イスラエル北部で日常の飛行をしていたIDFの戦闘機1機を攻撃した」と発表。対空システムが発射した飛翔(ひしょう)体は戦闘機に当たらず、IDFは攻撃の発射元を攻撃し、攻撃された戦闘機は飛行任務を完遂したと説明した。

 在英NGOのシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は、イスラエルのミサイルは「ゴラン高原の(イスラエル)占領下にある地域から発射されたということだ」と発表した。同監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPに対し、このミサイルでシリア兵3人が負傷したと述べた。(c)AFP