【5月28日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は27日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第13シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は6-0、3-6、3-6でロシアのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)に敗れた。試合後には相手が「幸運だった」と話し、「悔しさ」をにじませた。

 元世界ランク1位のウォズニアッキは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)に向けた前哨戦では2大会連続でけがによる途中棄権に終わっていたが、第1セットは世界68位を相手に一方的な展開でものにし、本来の調子を取り戻したかにみえた。

 昨年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)女王は、第2セットに入ると10本のアンフォーストエラーを犯すなど自滅してしまったものの、試合の流れが変わったのは相手が幸運だったからと強調し、「彼女は第2セットのスタートからかなり幸運に恵まれ、チャンスをものにしていた」と振り返った。

「最後は自分が失速してしまった。普段はやらないようなアンフォーストエラーを犯してしまったから、それがすごく悔しい」「第2セット開始直後には、彼女がコードボールや良いショットでいくつか重要なポイントを奪っていた」

「本当に悔しい。勝ちたいし、一生懸命練習したら結果を出したい」「今シーズンはここまで最高とは言えないから、これから一生懸命練習して流れを変えていきたい」

 四大大会(グランドスラム)の初戦で敗れるのは、3年前のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)以来となったウォズニアッキは、「とにかく前向きでいるように心掛けるしかない。もちろん、物事が思い通りにいかないとき、ポジティブにいることは簡単ではない」と続けた。

 一方、22歳のクデルメトワは、観客がまばらなコート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)で最終セットをあっさりと制し、キャリア最大の勝利を飾った。

 グランドスラムの本戦デビューは1月の全豪オープンで、このときは1回戦敗退に終わっているクデルメトワは、「試合開始直後は少し緊張していたけれど、1ゲームずつ集中し、もっとアグレッシブなプレーを心掛けていった」とコメント。2回戦の相手はカザフスタンのザリナ・ディアス(Zarina Diyas)に決まった。

 その他では、第4シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)が6-3、6-4で地元フランスのポーリン・パーメンティア(Pauline Parmentier)に順当勝ち。第8シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)も米国のジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula)を6-3、6-3で下した。(c)AFP/Jed Court