【5月26日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2018-19)は25日、決勝が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-0でRBライプツィヒ(RB Leipzig)に勝利し、国内2冠を達成。ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)は退団するフランク・リベリ(Franck Ribery)とアリエン・ロッベン(Arjen Robben)に勝利をささげた。

 ベルリンのオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で行われた決勝で、バイエルンはレワンドフスキが2得点、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)が1得点を決め、ライプツィヒとの見応えのある試合を制した。

 後半にはロッベンとリベリが交代で投入され、バイエルンでの最後の出場を果たした。レワンドフスキはチームの象徴である二人をたたえ、ドイツ公共放送ARDに対して「今季のタイトルはフランクとアリエンにささげる。二人はクラブに多大な貢献を果たした選手だし、感謝しなくてはならない」と話した。

 ロッベンは「これで本当に終わりだということがのみ込めるには何日か必要だが、それでも最後に2冠を獲得できて良かった」と話している。

 前週、リーグ7連覇を決めたばかりのバイエルンは、これで19回目のドイツ杯優勝を果たした。レワンドフスキは「今季は難しいときもあったが、最終的には非常に良いシーズンだったと言えると思う」とコメントした。

 特に就任1年目となるニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督にとっては、頻繁にクラブ内外からの批判にさらされる厳しいシーズンだった。それでもこの日、チームが良いかたちでシーズンを締めくくったことで、試合終了後にはファンが監督の名前を叫んだ。(c)AFP/Kit HOLDEN