【5月25日 AFP】米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)は23日、オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)を巡る相乗り潜水艇ツアーを期間限定で実施すると発表した。ウーバーによると、世界初の試みだという。

 ツアーはウーバーのアプリから予約可能で、クイーンズランド(Queensland)州の住民を対象に来週27日から6月18日まで20回実施される。予約には、潜水艇乗り場までのヘリコプターでの移動も含まれている。

 バッテリーを動力源とする潜水艇「スクーバー(scUber)」は操縦士付き。ツアーの定員は2人で、料金は1人当たり1500オーストラリア・ドル(約11万3000円)。

 スクーバーは水深20メートルまで潜り、1時間かけてグレートバリアリーフの周囲の指定されたルートを巡る。ツアーは、ウーバーと環境保護団体「シチズンズ・オブ・グレートバリアリーフ(Citizens of the Great Barrier Reef)」が共催する。
 
 ウーバーのオーストラリアとニュージーランドの責任者、スーザン・アンダーソン(Susan Anderson)氏は、同社は移動手段をより効率的で持続的なものにするため、ライドシェアリングの推進により「意識的な行動の変化」をもたらそうと尽力していると述べた。

 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産にも登録されているグレートバリアリーフには、1500種以上の魚類とサンゴ類が生息しているが、汚染と気候変動により深刻な被害を受けている。(c)AFP