【5月23日 AFP】男子テニス、元世界ランキング4位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)が22日、けがの回復が完全に間に合わなかったとして、今年の全仏オープンテニス(French Open 2019)を欠場すると発表した。

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 ベルディハは現在抱えている腰の故障で昨シーズンの後半戦を欠場。今年も3月を最後に実戦から遠ざかっている。

 全仏オープンでは2010年に4強入りを果たしている33歳のベルディハは「やりたいプレーをするには100パーセントではないし、自分の大好きなコート上では戦える状態でいなくてはいけない」と語った。

「パリ(全仏オープンの開催地)に来て厳しい決断を下さなくてはいけなくなった。これから完全に回復するために数日休み、グラス(芝)コートシーズンに備えたい」「大好きな大会ではあるが、さらなるけがをしないようにしなくてはならない」

 ベルディハは今年のクレーコートシーズンを全休しており、現在の世界ランクは100位まで落ちている。(c)AFP