【5月22日 Xinhua News】中国の電子商取引(EC)プラットフォーム「拼多多(Pingduoduo)」が20日発表した2019年第1四半期(1~3月)の決算報告によると、売上高は6億7330万ドル(1ドル=約110円)と予想の5億9880万ドルを上回った。売上高に中国ネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)から支払われた決済手数料3億3900万元(1元=約16円)を合わせると粗利益率は81%に達する。月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同期比74%増の2億8970万人だった。

 営業損失は21億2050万元、非米国会計基準(Non-GAAP)ベースでは16億2190万元で、それぞれ前四半期の26億4090万元、21億1290万元から大幅減となり、市場予想をはるかに下回った。株主に帰属する純損失は18億7770万元、非GAAPベースでは13億7910万元だった。

 3月31日時点で、同社が保有する現金・現金同等物・制限付き現金は372億元と、昨年12月31日時点の305億元から67億元増加した。制限付き現金を除くと、同社が保有する現金及び現金同等物は225億元。短期投資プロジェクト用の資金は69億元に上った。(c)Xinhua News/AFPBB News