【5月21日 時事通信社】中国の北京市第2中級人民法院(地裁)は21日、日中交流団体役員の日本人男性に、スパイ罪で懲役6年と5万元(約80万円)の財産没収を命じる判決を言い渡した。日中関係筋が明らかにした。

 この男性は、日中青年交流協会の鈴木英司理事長。鈴木氏は日中友好に長年携わり、2016年7月に中国側交流団体とシンポジウム開催計画を打ち合わせるために北京を訪れた際、連絡が取れなくなった。

 中国で15年以降、スパイ行為に関わった疑いなどで拘束、起訴されたことが判明した日本人9人の中で、判決が出たのは8人目。8人には懲役5~15年の実刑判決が下されている。18年2月に広東省広州市で拘束され、同6月に起訴された大手商社・伊藤忠商事社員に対する判決の情報はない。(c)時事通信社