【5月22日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2019)は21日、グループステージ第6節が各地で行われ、グループGでは浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)がホームで北京国安(Beijing Guoan、中国)に3-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 13分、キャプテンの柏木陽介(Yosuke Kashiwagi)が負傷交代するアクシデントに見舞われた浦和だったが、柏木との交代で出場した長澤和輝(Kazuki Nagasawa)がペナルティーエリア内で相手DFをかわして先制点を決め、34分に均衡を破った。

 中国スーパーリーグ(1部)で首位を走る北京が決勝トーナメントに進むには、この一戦で少なくとも引き分ける必要があったが、7分後には長澤のお膳立てから武藤雄樹(Yuki Muto)に追加点を許し、16強入りするにはより難しい状況になった。

 その後も主導権を握り続けた浦和は81分、武藤の折り返しに興梠慎三(Shinzo Koroki)が合わせて3点目を挙げ、2位通過を決めた。

 一方、すでに首位通過を決めていた全北現代(Jeonbuk Motors、韓国)は、ホームでブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)と0-0で引き分けた。

 グループHでは、川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)が敵地でシドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)に4-0で大勝。上海上港(Shanghai SIPG、中国)も、オスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)のハットトリックなどで蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)を5-0で下した。

 川崎は勝ち点3を挙げたが、2位の座を争っていた上海が勝利したため1ポイント及ばず、3位での敗退が決まった。

 決勝トーナメント1回戦では、G組2位の浦和とH組1位の蔚山が、G組1位の全北とH組2位の上海がそれぞれ対戦する。(c)AFP/Peter STEBBINGS