【5月24日 CNS】ジャイアントパンダの「白雲(Bai Yun)」と「小礼物(Xiao Liwu)」が16日、故郷の四川省(Sichuan)に米国から里帰りした。2頭をのせた航空機は午前7時30分に到着。「白雲」は23年ぶりの里帰りで、「白雲」の子どもの「小礼物」は初めて故郷の土を踏んだ。

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 2頭を載せた車は、同日午後1時に中国ジャイアントパンダ保護研究センター(China Conservation and Research Center for the Giant Panda)都江堰(Dujiangyan)青城山(Qingchengshan)基地に到着。パンダ専門の獣医師が2頭の検査を終えると、現地スタッフは2頭の輸送ケージを降ろし、慎重に隔離検疫区まで運搬した。

 専門獣医師と飼育員の初期観察によると、現在2頭はストレス反応もなく、これから1か月間の検疫検査に入る予定だ。

 2頭の帰国に伴い、同センターの帰国パンダは17頭に増えた。2頭は検疫期間終了後に一般公開される。(c)CNS/JCM/AFPBB News