【5月20日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2019)第5戦のフランスGPは19日、MotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)の王者マルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が優勝を飾った。これでホンダはMotoGPクラス通算300勝目に到達した。

 ポールトゥウィンを飾り、ドゥカティ(Ducati Team)勢のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)とダニロ・ペトルッチ(Danilo Petrucci、イタリア)をそれぞれ2位と3位に抑えたマルケスは、これが今季3勝目(通算47勝目)となった。

 この結果、5度の世界王者に輝いた実績を誇るマルケスは、総合順位で2位のドビツィオーゾに8ポイント差をつけた。また、総合3位につけるチーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のアレックス・リンス(Alex Rins、スペイン)はこの日のレースで10位に沈み、マルケスとの差は20ポイントに開いた。

 モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)は5位でフィニッシュし、総合4位となっている。

 また、先に行われたMoto2クラスの決勝では、マルケスの弟でマークVDS(Marc VDS Racing)のアレックス(Alex Marquez、スペイン)が栄冠に輝き、一家にとっては忘れられない一日となった。(c)AFP