【5月19日 時事通信社】在日ウクライナ人ら約200人が19日、刺しゅう入りの民族衣装で東京・銀座などを練り歩く恒例のパレードを行った。ロシアの軍事介入から5年がたった今も国家分断や経済危機が続く中、参加者は「ウクライナに栄光あれ」と叫び、民族の結束を確認した。

 母国では20日、コメディー俳優出身のゼレンスキー新大統領が就任し、手腕を国際社会が注視している。パレードに参加したハルチェンコ駐日大使は「大統領は5年で変わるが民主主義では普通のこと。ウクライナは変わらず発展し続ける」と期待感を示した。

 パレードは国内外で5月に祝われる「民族衣装の日」の一環。民族衣装は「ビシバンカ」と呼ばれ、シャツに施した刺しゅうが特徴だ。ロシア語を学ぶ上智大1年の本橋絢音さん(19)は「装飾が細かくてかわいい。機会があったら着てみたい」と眺めていた。(c)時事通信社