【5月18日 時事通信社】中国の王毅外相は17日、日本訪問を終え北京入りしたイランのザリフ外相と会談した。両国の連携を誇示し、共通の対立相手となっている米国をけん制する狙いとみられる。

 イランの核開発を制限する代わりに経済制裁を解除する核合意をめぐり、米国は一方的に離脱してイラン産原油禁輸の単独制裁を再発動。合意の当事国の一つで、イラン産原油の大口輸入国である中国は合意継続を求め、制裁に反対している。

 イランは米国に反発して核合意の一部履行停止を表明したが、会談で王氏は「イランと共に核合意を完全に履行したい」と呼び掛けた。ザリフ氏は「核合意から離脱する考えはない」と説明し、米国との軍事的緊張を念頭に「イランは戦争を望まない」と訴えた。中国外務省が発表した。(c)時事通信社