2019年5月16日

台湾貿易センター(TAITRA)

COMPUTEX 2019 d&iアワーズの受賞リストを発表

台湾貿易センター (TAITRA)は、2019年5月14日、「COMPUTEX 2019トレンド検索上位キーワード 記者発表会及び授賞式」を開催し、台湾貿易センター(TAITRA)および台湾工業技術研究院産業科学技術国際戦略発展所(以下、台湾工業研究院)に関する紹介と、ICT(情報通信技術)産業のトレンドについて説明と分析を行いました。また発表会では「COMPUTEX d&iアワーズ」の受賞リストを発表し、38社の応募製品の中から60製品を表彰しました。

【画像はPDF参照】

今年で12年目を迎えるCOMPUTEX d&iアワーズは、台湾貿易センターから台湾工業研究院に委託され、今年は台湾、アメリカ、デンマーク、ドイツ、フランス、オランダ、韓国、香港および中国など9か国・地域から合計90社がエントリーしました。AIoTなどのソリューションを含む製品は222件に達し、第1次審査を経て全体の3割に相当する60製品が選出されました。
これらの製品は、5月21日に第2次審査に進み、「金賞」と「特別賞」が授与されます。
全てのCOMPUTEX d&iアワーズ受賞製品は、5月28日から6月1日までのCOMPUTEX2019の会期中に、台北南港展覧館ホール1の1階、I0407に展示されます。

台湾貿易センターの副秘書長 林芳苗は、次のように語っています。「台湾貿易センターは、世界的に最も有名な設計・革新のコンテストを通して、ハイテク業界関連の創造性を追求する精神に刺激を与え、研究開発の能力をさらに引き出すための向上心を高め、産業全体の整合性を加速させていきます。そして世界に名高い展示会でd&iアワーズをプロモーションし、COMPUTEXのハイテク分野における将来的なトレンドを訴求し、台湾を本当の意味でのテクノロジーアイランドに作り上げてまいります」。

国際的な審査チームにより専門的な審査で選出
今年のd&iアワーズは、初めて台湾工業研究院により実施され、産学研、ベンチャーキャピタル、工業設計および専門メディアなど国際的な審査員が20名、シリコンバレーのSOSV天使投資者、世界的なICT専門メディアEETimes、国際的科学技術メディアEngadget、台湾知名工業設計GIXIAなどの専門家らが、「革新性」、「技術」、「機能性」、「社会的影響」、「技巧および美的感覚」の5主要基準に基く厳格な審査を経て、最も画期的かつ革新的な製品を選定しました。

イノベーションの力を発揮
潜在力を秘めた国内外のスタートアップを発掘するため、今年のd&iアワーズでは「New Creation」(2014年以降に設立された会社)というカテゴリーを新設し、合計4か国・地域より15の企業から提出された製品とアプリケーションサービスから選出しました。AIとIoT技術を活用した通信ソフトウェアとハードウェア、VRとAR、ヘルスケア製品などをカバーし、スタートアップが力を発揮する準備を整え、テクノロジーのエコシステムに重要な役割を果たします。

ソフトとハードが結合、AIoTとeスポーツが主流
d&iアワーズの審査委員長である台湾工業研究院 産業科学技術国際戦略発展所 所長 蘇孟宗氏は次のように述べています。「今回、海外の応募者が受賞した割合は全体の20%を超えています。これこそがd&iアワーズが国際的な賞であることの証しです」。
AIoTがトレンドとなりマルチアプリケーションの開発を促進させています。特に「IoTデバイスとアプリケーション」、「スマートオートメーション/ロボット/無人航空機」、および「VR・AR関連製品とコンテンツ」の3つのカテゴリーがそれぞれ競いあっています。 ASUS、Acer、MSI、AMD、シーメンス、デル、GEOSAT Aerospace & Technology、CyberLink、Lululab、3drens、Bot3などを含む各メーカーが、交通、製造、医療、農業、スマートセキュリティの分野で、様々なマルチアプリケーションを発表しています。「Gaming&XR」に関連した受賞製品には、高速コンピューティングチップ、デスクトップゲーム機及びノートPC、周辺機器、ヒートシンクからガラスケース等多くの人気アイテムがあります。これはCOMPUTEXが国際的なeスポーツのエコシステムにおいて、リーダー的地位を占めるようになったことを示しています。
  
2019年ICT産業の発展への鍵:「スマート、スピードとイノベーション」
業界関係者を支援し発展動向を把握するために、台湾貿易センターでは台湾工業研究院 産業科学技術国際戦略発展所プロジェクトマネージャー侯鈞元氏を招き、「スマートニューワールド! 2019年の産業トレンドを解き明かす」というテーマで基調講演を行いました。
侯鈞元氏によると、今年のICT産業を発展させる鍵は、「スマート、スピード、そしてイノベーション」であると語りました。ディープコンピューティングテクノロジーは、特に「高速」チップ及び量子コンピューターの商用化を加速させます。さらに5G商用化後は、ビジネスの変革、AI、XRを含む多様なテクノロジー開発が業界全体を牽引すると見込まれています。ブロックチェーン、デジタルツイン、ロボットなどを組み合わせ、多くの革新的なアプリケーションを促進し、業界だけでなく人間社会の発展にも多くの重要な利点をもたらします。そして2019年の産業発展における3つの主な傾向は、仮想世界と現実世界における新しい世界の統合、コンピューティング技術における新しいターニングポイント、そして人間と機械の相互利益となる新たな社会です。侯鈞元氏は、台湾の産業は気高く美しい新たな世界を創造するために、革新を受け入れ続けなければならないと示唆しました。

■その他の情報
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■COMPUTEXについて
1981年以来、30年以上にわたりICT産業の成長と共に、業界の変動そして成長を続け、アジア最大の見本市へと成長を遂げることができました。世界のICT産業サプライチェーンを完備し、世界のテクノロジー・エコシステムを創るという目標のもと垣根を超えたビジネスアライアンスの構築を目指しております。

■台湾貿易センター(TAITRA =Taiwan External Trade Development Council)について
台湾貿易センターは、1973年に東京で日本事務所設立以来、台日間の貿易促進、パートナーシップの強化を目指し、年間20以上の日本市場開拓ミッションを招いているほか、数多くの見本市へ出展し、日本、台湾間の貿易の振興を図っております。また台湾企業の国際競争力の強化と世界市場への進出を手助けし、同時に外国企業に対しても台湾での市場拡大をサポートしています。このような活動を通して、台湾製品をより多くの皆様に知っていただけるよう、日々たゆまぬ努力を続けています。