【5月17日 Xinhua News】中国北京市が13日から1カ月間、シェア自転車の放置や規則に違反した運用、廃棄に対して特別対策を行う。同市交通委員会が明らかにした。

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 北京のシェア自転車運営企業は4月末時点で計9社、申請車両数は約191万台だが、北京市監督管理部門の統計では4月の稼働率が月間平均50%を下回るなど、実際の稼働率は低い。また、シェア自転車の放置や一部企業による規則に違反した運用、破損時の回収の遅れなどの問題が浮き彫りになってきている。

 環境にやさしい外出手段を守り、シェア自転車の管理を強化するため、北京市はシェア自転車の放置や規則に違反した運用、廃棄への対策を進め、規則に反したシェア電動自転車を回収した上で関係企業を法に基づき調査・処分する。(c)Xinhua News/AFPBB News