【5月16日 AFP】山口県の米海兵隊岩国航空基地(Marine Corps Air Station Iwakuni)で今月7日、最新鋭ステルス戦闘機F35Bが鳥と衝突する「バードストライク」で機体を損傷していたことが分かった。米海兵隊が15日、明らかにした。損害額は200万ドル(約2億1900万円)を上回るものとみられている。

 海兵隊の発表によると、第1海兵航空団(1st Marine Aircraft Wing)第12海兵航空群(Marine Aircraft Group 12)のF35B1がバードストライクに遭い、離陸を中止。その後F35B1は滑走路から安全に移動し、パイロットにけがはなかったという。

 米軍は詳しい損害内容を調べているが、今回の件を最も重大な事故を示す「クラスA」に分類している。(c)AFP