【5月16日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2018-19)は15日、決勝が行われ、ラツィオ(SS Lazio)は終盤の2ゴールでアタランタ(Atalanta)に2-0で勝利し、7度目の優勝を果たした。この結果、ラツィオは来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)の出場権を獲得している。

 ラツィオは82分、途中交代でピッチに立ったばかりのセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)が華麗なヘディングを決め先制すると、試合終了間際にはホアキン・コレア(Joaquin Correa)が追加点をマークし、試合を決めた。

 セリエAで2試合を残しているラツィオは、ヨーロッパリーグの出場権が与えられる6位に4ポイントを離され8位につけているため、この日の勝利を喉から手が出るほど欲していた。

 ラツィオを率いるシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督は「チームは本当にこのタイトルを求めていた」「すごい達成感だ。長い道のりだったし、選手たちは優勝にふさわしい」と話した。

 しかし試合前には、スタジアムの外でラツィオファンの過激派集団と警察が衝突する一幕があり、勝利は水を差されてしまった。

 ファンは警官に向かって物を投げつけ、試合会場となったスタディオ・ オリンピコ(Stadio Olimpico)近くのミルビオ橋(Ponte Milvio)付近ではパトカーが炎上した。

 イタリアメディアによれば、負傷した警官2人のうち1人は耳に物が当たり、逮捕されたファンは5人に上るという。

 一方、準々決勝で前年王者のユベントス(Juventus)を退けたアタランタは、1963年以来となる2度目の優勝を目指していた。

 リーグ戦を4位以内でフィニッシュし、クラブ史上初となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場の可能性を残しているアタランタは、1987年と1996年に次ぐ3度目の準優勝となった。(c)AFP/Emmeline MOORE