【5月15日 AFP】18-19NBAは14日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が開幕し、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が116-94でポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)に先勝。ステフェン・カリー(Stephen Curry)が3ポイントシュート9本を沈めて36得点を稼ぎ、初戦をものにした。

 カリーはその他にも7アシスト6リバウンドを記録して、ファイナル連覇中、カンファレンス決勝進出は5年連続となるチームをけん引した。

 クレイ・トンプソン(Klay Thompson)も26得点を挙げただけでなく激しい守備でも存在感を発揮し、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)も12得点10リバウンド5アシスト、さらに2スティールと3ブロックを記録したチームは、負傷中のケビン・デュラント(Kevin Durant)の不在を感じさせなかった。

 スティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)は勝因として、前週10日の時点でヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)を下して決勝行きを決めていた点を挙げ、「日程が追い風になった」「状況の優位を生かし、良いスタートを切れたと思う」とコメントした。

 2年連続ファイナルMVPのデュラントは、右ふくらはぎの張りで次戦も欠場するとみられるが、チームは同じくホームで行われる16日の第2戦で連勝を狙う。(c)AFP