【5月17日 Xinhua News】中国天津市(Tianjin)の海昌極地海洋公園(Haichang Polar Ocean Park)は、人工飼育のイルカによる自然分娩(ぶんべん)が成功したことを明らかにした。華北地区では初の事例となる。生まれた赤ちゃんイルカは、1週間ほどの経過観察で良好な発育が確認されている。同園では自泳する時間が長くなったことから、今回の繁殖成功を正式に発表した。

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 同園は京津冀(北京市・天津市・河北省)地区で親子連れに人気の観光スポットの一つ。極地海洋動物がたくさんおり、見ごたえのある動物ショーや多彩な教育プログラムを行うだけでなく、動物の繁殖と研究にも力を入れている。開園から9年間でホッキョクグマ5頭、ペンギン3羽、サメ数十匹が誕生している。今回の赤ちゃんイルカの誕生は今後のイルカ繁殖に強力な技術上、データ上の蓄積をもたらした。

 同園の喬彦洲(Qiao Yanzhou)副総経理は赤ちゃんイルカの名前について「2019年生まれなので、ひとまず『九貝(ジュウベイ、Jiu Bei)』と名付けた」と説明。イルカは群れを成す「群居動物」なので現時点では父親はわからないが、今後DNA鑑定で確定させる考えを示した。赤ちゃんイルカの正式な名前は公募で決めるという。(c)Xinhua News/AFPBB News