【5月14日 AFP】女子テニス、世界ランキング117位の二コール・ギブス(Nicole Gibbs、米国)は13日、唾液腺がんが見つかったことを公表し、手術を理由に全仏オープンテニス(French Open 2019)を欠場すると発表した。

 26歳のギブスは17日に手術を行う予定であることをツイッター(Twitter)に記し、来月に行われるウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)の出場を目指していると明かした。

 ギブスは2014年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)と2017年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)で3回戦に進出している。

 スタンフォード大学(Stanford University)在学時にシングルスと団体戦で全米大学テニスの頂点に立ったギブスは、2016年に世界ランキングで自身最高位となる68位を記録したが、WTAツアーではいまだ優勝できていない。

 ギブスはツイートの中で、1か月前に歯科医院を訪れた際、口蓋に腫瘍が見つかったと明かし、担当医は「治療は手術だけで十分だと確信している」という。(c)AFP