【5月14日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)は13日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第10シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)が6-3、6-4でジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を下し、2回戦進出を決めた。

 先月のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2019)を制した地元期待のフォニーニは、昨年のイタリア国際で準々決勝まで勝ち進んだが、最終的に大会を制したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の前にフルセットで敗れた。

 今大会の成績次第では、自身初となるトップ10入りを果たす可能性がある31歳のフォニーニは「自己最高のランキングでここに来ている。トップ10からも、そこまで遠くない」「今の自分のプレーには自信がある」と語った。

「あのようなプレーができれば、何か大きなことができると分かっている。でも同時にそれが難しいことも知っている。一日一日違うし、同じ試合は一つとしてない。どの試合も簡単ではない」

 ツォンガに83分で勝利したフォニーニは次戦、3月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)で敗れたラドゥ・アルボット(Radu Albot、モルドバ)と、ブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)の勝者と対戦する。

 一方、敗れたツォンガは膝の手術で2018年シーズンの大半を欠場し、現在の世界ランキングは92位。フォニーニに対しては過去5戦4勝を記録していたが、この日は両セットでブレークを許し、相手のサービスゲームでは6度のブレークチャンスをつかみながらも一度しか生かせなかった。

 その他の試合では、第15シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)がアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas、スペイン)に3-6、1-6でストレート負けした。

 また、デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)は6-3、7-6(7-5)でパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)に勝利し、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との2回戦へ駒を進めた。(c)AFP