【5月14日 AFP】18-19イタリア・セリエAは13日、第36節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は降格が決定しているキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に2-0で勝利した。

 マッテオ・ポリターノ(Matteo Politano)とイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)のゴールでキエーボを下したインテルは、アタランタ(Atalanta)を1ポイント上回って3位をキープし、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権獲得にまた一歩近づいた。

 ホームにキエーボを迎えたインテルは39分、ポリターノのゴールで先制。76分、ニコラ・リゴニ(Nicola Rigoni)が2枚目のイエローカードを受け退場すると数的有利となり、86分にはペリシッチが追加点をマークした。

 2試合を残している3位インテルと4位アタランタは、首位ユベントス(Juventus)と2位ナポリ(SSC Napoli)に続きチャンピオンズリーグの出場権獲得に少しずつ近づいている。

 ACミラン(AC Milan)とASローマ(AS Roma)は4位に3ポイント離されており、7位のトリノ(Torino FC)はアタランタと勝ち点5差となっている。

 インテルは19日に行われるアウェーでのナポリ戦か、来週末に予定されている下位エンポリ(Empoli)との最終節で白星を挙げれば、CL出場を決める可能性がある。

 また、インテルがキエーボに勝利したことで、8位ラツィオ(SS Lazio)のCL出場の可能性は消滅。

 リーグ戦の成績では来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)出場の望みも薄いラツィオだが、15日に行われるアタランタとのイタリア杯(Italian Cup 2018-19)決勝に勝利すれば出場権が与えられる可能性がある。(c)AFP