【5月13日 AFP】米政府が中国からのほぼすべての輸入品に関税を課す方針を発表したことを受け、中国政府は13日、米国からの輸入品600億ドル(約6兆5000億円)相当に対し、来月1日から関税を課すと発表した。

 中国国務院関税税則委員会(Tariff Policy Commission of the State Council)の発表によると、同国政府は米製品に対し、5%から25%の範囲で関税を課す方針。

 世界の二大経済大国である米中両国の貿易協議は、合意に至ることなく10日に終了。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に対して関税を引き上げ、さらに3000億ドル(約33兆円)分に追加関税を課す準備を開始するよう命じている。(c)AFP