【5月13日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2019)第6戦、ラリー・チリ(Copec Rally Chile 2019)は12日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が優勝を飾った。

 シトロエン(Citroen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)がタナックに次ぐ2位に入り、総合首位の座を奪還。6戦を終えて122ポイントに伸ばし、同112のタナックを抑えている。

 第5戦まで総合トップだったヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)はクラッシュでリタイアに終わり、110ポイントの総合3位に後退した。

 世界王者に9度輝いた実績を誇るヒュンダイのセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)は3位に入り、同チーム加入後初めて表彰台を獲得した。

 第4戦のラリー・フランス(Rallye de France - Tour de Corse 2019)はパンクの影響で6位、第5戦のラリー・アルゼンチン(Rally Argentina 2019)は技術的な問題で8位に終わっていたタナックは「2回続けて悔しい結果に終わった後に勝てたことは、チームにとって非常に大きい」と話した。(c)AFP