【5月13日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は12日、第33節が行われ、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)はホームでマインツ05(Mainz 05)に0-2で敗れ、6位に転落した。

 アディ・ヒュッター(Adi Huetter)監督が率いるフランクフルトは前々週、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の出場権が与えられる4位につけ、5位に3ポイントを離していた。

 しかし、5位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に1-6で大敗すると、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)の準決勝第2戦でもPK戦の末にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に敗れていた。

 フランクフルトは、勝利すれば5位に勝ち点2差をつけた4位の状態で優勝を争うバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との最終節を迎えられることを理解した上で、この日のマインツ戦に臨んだ。

 しかし、ナイジェリア代表FWアンソニー・ウジャ(Anthony Ujah)に後半の4分間で2ゴールを許すと6位に転落し、4位に上がったボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に1ポイント離された。

 これでフランクフルトは次節のバイエルン戦で勝利が必要となり、メンヘングラッドバッハとレバークーゼンの取りこぼしを願わなくてはならなくなった。仮にフランクフルトがバイエルンを下した場合、リーグタイトルは2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に渡る可能性もある。

 チェルシー戦でPKを外したDFマルティン・ヒンテレッガー(Martin Hinteregger)は、「来季の欧州カップの出場権はまだつかめていないが、次のバイエルン戦では全力を尽くさねばならない」「多くの試合で勝つことができるが、負けることも多い」と話した。

 11日の試合は、バイエルンがRBライプツィヒ(RB Leipzig)と0-0で引き分けたためリーグ7連覇は最終節に持ち越しとなり、フォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)に3-2で競り勝ったドルトムントは首位とのポイント差を2に縮めた。(c)AFP