【5月13日 AFP】18-19フランス・リーグ1は12日、第36節の試合が行われ、リール(Lille OSC)はロイク・レミ(Loic Remy)のゴールでボルドー(FC Girondins de Bordeaux)に1-0で勝利した。

 27分、意表を突くFKにレミがボレーシュートで合わせ白星を挙げたリールは、3位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのポイント差を6のままとした。

 クリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督が率いるリールは、得失点差でリヨンを大きく離していることから、2試合を残して2位の座をほぼ確実なものにし、辛うじて降格を免れた昨シーズンから目覚ましい躍進を見せた。

 一方のリヨンは、敵地でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を3-0で下した。

 この試合では、リヨンの選手がスタジアムに到着すると、チームバスに石が投げられたほか、マルセイユのファンは救いようのない形でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)で敗退になるなどした今季のチームの低調さを厳しく非難する横断幕を何枚も掲げた。

 リヨンは宿敵サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)に4ポイント差をつけており、29日に行われるヨーロッパリーグの決勝でチェルシー(Chelsea)が優勝すれば、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の本戦にストレートインできる可能性がある。(c)AFP