【5月12日 東方新報】中国・北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)での航空機のテスト飛行が、13日に実施される。中国国際航空(Air China)、中国東方航空(China Eastern Airlines)、中国南方航空(China Southern Airlines)がそれぞれ、フラッグシップモデルのボーイング(Boeing)747-8型機、エアバス(Airbus)A350-900型機、同A380型機をテスト飛行に参加させる見込みだ。中国国際放送局(CRI)が報じた。

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 関係者によると、北京大興国際空港のオープンに向けた準備作業は順調に進められており、4月末には4本の滑走路と誘導路などの検査が実施され、すでに引き渡しが完了している。

 この4本の滑走路は、「縦3本、横1本」の形で構成され、北京・天津(Tianjin)地区の運航状況に適合している。フライトの所要時間と離陸のための滑走距離を縮め、騒音などによる周辺地域への影響を抑えた、「グリーンな空港」としての成果の一つとなっている。(c)東方新報/AFPBB News