【5月10日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は9日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領がパトリック・シャナハン(Patrick Shanahan)国防長官代行(56)を国防長官に指名する計画だと発表した。

 米国の国防長官はジェームズ・マティス(James Mattis)氏が務めていたが、トランプ大統領がアフガニスタン、シリアからの米軍早期撤退を突如発表したことに抗議し、昨年末に辞任。シャナハン氏が1月から代行を務めている。

 シャナハン氏は国防総省による1兆ドル(約110兆円)規模の調達プログラムを現代化させるため、2017年にマティス前長官によって国防副長官に登用され、米軍の巨大な官僚機構の運営を監督してきた。

 同氏はホワイトハウスの発表を受け、長官指名を喜んで受諾すると表明。「上院に承認されたら、わが国の国防戦略を引き続き積極的に推し進めていく」とした上で、「わが国の優れた陸軍、海軍、空軍、海兵隊が、精強さと国の安全を保つのに必要なものをすべて手にすることができるよう、引き続き軍の現代化に全力で取り組んでいく」との意向を示した。

 シャナハン氏は国防総省入省まで30年にわたり、航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)に勤めた経歴の持ち主。ボーイングでは問題含みの旅客機「ドリームライナー(Dreamliner)」事業を軌道に戻したことから、「直し屋(Mr Fix-It)」の異名を取った。(c)AFP