【5月8日 AFP】アフリカ中部ブルンジのピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領は、5月1日のメーデー(May Day)に行われた、同国における最優秀の労働者たちをたたえる式典で、12歳になる実の娘を称賛し金一封を与えた。

 ブルンジ国営放送(RTNB)はツイッター(Twitter)に「ピエール・ヌクルンジザ大統領は、家での行儀がよいとして、娘のナオミ・ヌクルンジザ(Naomie Nkurunziza)さんに金一封を与えた」と投稿。「ピエール・ヌクルンジザ大統領は、娘は勤勉で、ブルンジの文化とスポーツを愛していると話した」と説明した。金額は明らかにされていない。

 首都ブジュンブラから南へ約80キロにあるルモンゲ(Rumonge)の競技場で開催された式典では、高官や農家、サッカーの国代表、柔道の王者、県知事や地方自治体の行政官らがヌクルンジザ大統領から表彰された。

 ヌクルンジザ大統領の報道官はAFPに対し「(勤勉さを)認めることは、国や組織だけに限定されるものではない。すべての人が反映されるべきものだ」と説明。

 なお、娘に渡されたお金は「大統領自身のポケットマネー」からのものだという。(c)AFP