【5月8日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)昆山市(Kunshan)にある昆山聯滔電子工場の内には宅配便サービスステーション「菜鳥駅站」が設けられている。同ステーションの面積は約120平方メートルで、工場内で働く従業員5万人以上を対象に、荷物の無料保管や受け渡しのサービスを提供している。1日に受け渡しされる荷物の量は平均約3000個で、年間取扱量は約100万個に達している。工場周辺に商業施設が少ないため、ここではネットショッピングの利用者が多い。

 この「菜鳥駅站」の責任者によると、デジタル化とスマート化により荷物の処理がさらに円滑で便利になった。デジタル化設備のおかげで、荷物の入庫から出庫の全過程で、種類別での保管、順序付け、迅速な受け取りを実現し、受け渡しの効率が向上した。2018年第4四半期の月間平均取扱量は8万6000個に達し、全国の「菜鳥駅站」のうち第2位になったという。(c)Xinhua News/AFPBB News