【5月4日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2019)は3日、第12節が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は26-32でレッズ(Queensland Reds、オーストラリア)に敗れた。

 前節、オタゴ・ハイランダーズ(Otago Highlanders、ニュージーランド)に零封負けを喫したサンウルブズは、その汚名をそそぐべくこの試合に臨むと、前半を13-8で折り返した。チャンスを潰したレッズから勝ち星を挙げるかに思われたものの、規律を欠いたサンウルブズは試合の大半を一人少ない状況で進めた。

 前半に2人がシンビンとなったサンウルブズは、後半にはさらにセミシ・マシレワ(Semisi Masirewa)が退場処分を受けるなどし、残り10分は12人での戦いとなった。

 マシレワが退場するまでリードしていたサンウルブズだったが、直後にレッズはトライを挙げて逆転。大きな困難に直面するも、その後ゲラード・ファンデンヒーファー(Gerhard van den Heever)のこの日2本目のトライで再びリードをつかんだサンウルブズは、田村優(Yu Tamura)とラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(Rahboni Warren-Vosayaco)にイエローカードが出て、勝利の目が消えた。

 サンウルブズの主将トンプソンルーク(Luke Thompson)は敗戦に落胆した様子で、「このような形に終わって残念だ。勝つためにできることをすべてやって、それでも勝利をつかめなかった。選手たちのきょうのプレーぶりをとても誇りに思う」とコメントした。(c)AFP