【5月3日 AFP】サッカー女子W杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)に出場する米国代表の登録メンバーが2日に発表され、チームを率いるジル・エリス(Jill Ellis)監督は、通算4度目の出場となるカーリー・ロイド(Carli Lloyd)を筆頭に初出場の11人を含めた23人を選出した。

 今回の登録メンバーには、2015年大会に出場するなど平均80キャップを誇るベテラン選手12人がリストに名を連ねた。

 中でもロイドはW杯に4回以上出場する同国女子代表史上9人目の選手となったほか、ベッキー・ソーアーブラン(Becky Sauerbrunn)、ケリー・オハラ(Kelley O'Hara)、アリ・クリーガー(Ali Krieger)、トビン・ヒース(Tobin Heath)、ミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)、そしてアレックス・モーガン(Alex Morgan)は通算3度目の選出となった。

 さらに、2016年リオデジャネイロ五輪でもプレーしたアリー・ロング(Allie Long)は31歳にしてW杯メンバー初選出となり、7歳の息子を持つジェシカ・マクドナルド(Jessica McDonald)は、メンバー唯一の母親として代表入りを果たした。

 チームは今月12日にカリフォルニア州サンタクララ(Santa Clara)で南アフリカと対戦した後、4日後にはミズーリ州セントルイス(St. Louis)でニュージーランド戦、26日にはニュージャージー州ハリソン(Harrison)でメキシコ戦に臨み、フランスに向けて出発する。

 W杯ではタイ、チリ、スウェーデンと同組のグループFに入っており、大会初戦は6月11日に仏ランス(Reims)で行われるタイ戦となっている。(c)AFP